2013年6月30日日曜日

韓国マスコミの不可解な「かばい立て」

「旭日旗」を使用しても許される人たち




光復節 を翌日に控えた8月14日、マスコミ各社が大々的に報道した記事がある。「日本女性らが光復節を迎えるにあたって『慰安婦問題』を心から謝罪」という記事であった。数十名の日本人女性が着物や韓服を着、手には日章旗や太極旗を持ち、腰を90度aに曲げて「謝罪」する姿が伝えられた。



<頭を下げ韓国に謝る「日本人女性たち」>



 このニュースはポータルサイトのメイン画面に登場し、大々的に露出され「良心的な日本人」「あなたたちには罪はない」「日本の政治家が見習わなければならない」等の意見がコメントとして寄せられ、竹島問題、オリンピック旭日昇天旗問題などで興奮が冷めやらない韓国国民の心を慰めてくれた。
 マスコミ各社は予め合意でもあったかのように、彼らは謝罪の瞬間、その殊勝な姿を収めようと必死になってカメラを向けた。謝罪の儀式が終わると記者たちは日本人の代表に「韓国人たちが聞きたい一言」を期待し、取材攻勢をかけた。
 もちろん、その日本人は「私たちの謝罪が、過去の日本が引き起こした歴史的罪を洗い流すためには不十分であることはわかっています」として「慰安婦という名前で遠い異国の地へ連れて行かれるしかなかった方々に、同じ女性であり日本人として心から謝罪いたします」と、マスコミの期待に100%答えるコメントを残した。



大切な情報は伝えないマスコミ

しかし、このニュースはどれだけ事件の全貌を我々に伝えているのだろうか? 結論からいうと、この「謝罪儀式」に対するマスコミの報道は「化学調味料中毒になった韓国人の味覚に合うように調味された食事」と同じである。栄養面や衛生面は考えもせず、とりあえず売れればいいという考えで食べ物らしく飾ってみせただけの、食べてみれば化学調味料の味しかしない食事と全く変わらない。
 まず、この女性たちが集団結婚式を経て韓国人たちと結婚した統一教信者だという点を多くの韓国マスコミは伝えなかった。これを伝えたのは오마이뉴스(OhMyNews)、 경남도민일보(慶南道民日報)等、少数の中堅マスコミのみであった。大手マスコミが「韓国に住む日本女性」とだけ紹介した彼女たちについて、もっと厳密に紹介すれば「統一教の教理に基づいて韓国に住むようになった日本女性」である。このような女性たちの「謝罪」は、どれほど自分の意思に基づいた、どれだけ純粋なものだろうか? そして何故マスコミはこのような事実を隠すのだろうか?
 もう一つの問題は韓国のマスコミの二重性と弱虫体質だ。韓国のマスコミの大部分が、たった1日前の8月13日には大々的に日本体操代表チームのユニフォームのデザインが「旭日旗」のデザインだと問題視し、日本に集中砲火を浴びせていた。選手たちのユニフォームが日本の軍国主義を連想されるといって国際オリンピック委員会(IOC)に制裁を与えるよう提議すべきだと強く主張していたのだ。



日本体操チームのユニフォームと統一教のマーク、どちらが旭日旗のようにみえるか?

日本体操代表チームのユニフォームが旭日旗のように見えるか見えないのかは見る人によって判断が分かれるところであろう。しかし、確実なことは、日本体操代表チームのユニフォームよりも統一教の象徴マークがはるかに旭日旗のデザインに近いということだ。それでも、どのマスコミも大型広告主であり、莫大な社会的影響力をもつ統一教に対して問題提起をすることはない。20歳そこそこのアイドル歌手が着ていたTシャツについては魔女狩りでもするかのように非難を浴びせておいて、権力を持つ宗教団体に対しては口を開くことすらできないのだ。
 旭日旗と似てもいないユニフォームを引き合いにして国民の怒りを煽っているのは間違いなくマスコミだ。それにもかかわらず巨大宗教団体を前にしたときには大人しい羊のように従順に振舞うこの瞬発力には感嘆するしかない。マスコミは刺激的な記事を書く前に、まず自分の「基準」を公正に、客観的に評価してみてはどうだろうか。





<統一教会の創始者、文鮮明氏の葬式(上)、統一教会の旗(下)>






<日本体操代表チームのユニフォーム>



※この記事は미디어워치 156号(2012.8.29)に掲載された記事を元に翻訳しています。
(著者により一部追加・修正が加えられている場合があります)







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