2013年8月9日金曜日

韓国の「愛国ネットカフェ」


横断幕には次のように書いてある。


ロッテ(LOTTE)シネマPC房 3階
我がPC房(ネットカフェ)は、日本人(JAPANESE)はお断りします。
入りたい人は「独島(竹島)は、韓国の領土」と3回叫んだら、入場できます。



ギャグのつもりで書いただろうけど、ギャグとしては下品すぎる。
しかし、現在韓国社会のレベルを物語っている写真でもある。
先進国ならありえないことだろう。そして、抗議も殺到するだろう。


ロッテシネマは、ロッテが運営している映画館チェーン店で、
あのPC房は、その建物に入っている店だろうけど、
ロッテの重光オーナーが帰化日本人であることを知っているのだろうか。


オーナーが視察に訪れても、「竹島は韓国の領土」と3回叫ばなければならないのだ。
そこまで先を読んで書いたものなら、なかなか笑える話だ。


上の写真は韓国のネット上で「愛国PC房」と呼ばれ話題になっているが、
やはり、(宣伝のための)商売術だなと思うと、悲しくなってくる。


ー終ー





ちなみに、PC房に入りたい方を一人紹介。


<オリンピックで「独島は我が領土」と書いてある紙を持ち上げて問題になったあの人>






2013年7月2日火曜日

見事な連携プレー



関連記事:「維新も自民ももういらん!」慰安婦問題団体がデモへ


日本の市民団体日本軍『慰安婦』問題・関西ネットワーク」が行動に出たようだ。
彼らが開催を予告した水曜デモ」は、韓国の慰安婦関連の市民団体で有名な挺身隊対策協議会(略称:挺対協)が行う重要な行事だ。同じことを日本でもやるわけだ。

両団体は、前から慰安婦問題に関して、協力関係にあった。つまり、何かの理念と目標を共有している。それが何か正確には分からないが、私は慰安婦問題だけではないと思う。彼らは、朝鮮半島および北朝鮮問題、米軍問題についておそらく同じ認識を持っているだろう。それは、彼らが今まで行ってきた発言、行動をみたらわかる。

もちろん、私の予想が間違っている可能性もある。
もし、彼らが「金正恩政権は独裁政権だ」という意見を表明できたら、
私は自分の予想が間違ったと認めなければならない。


しかし、彼らにそれは無理だろう。
踏み絵を強制したい気持ちはないが、すくなくともマスコミなら、彼らに北朝鮮に関する質問を投げてみるべきだ。面白いと思うけどな。




2013年7月1日月曜日

韓国に現存する「性奴隷」




関連記事:3ヶ月間「性奴隷」。数十人を相手に売春(韓国語)




上記のリンクは、2013年5月26日韓国の「世界日報」に載った記事だ。
記事によると、10代の女の子らが、知人の少女を監禁。売春を強制したという。
また、被害者の少女は、客として訪れた男性らに監禁されていることを伝え、助けを求めたが
男性らはそれを無視して、誰も警察に通報しなかったということ。



こういうニュースは、韓国で珍しいニュースではない。
アジア系の女性を監禁し「性奴隷」にするケースもあり、
マスコミもそれを報じる時「性奴隷」という語彙を使う。


しかし、女性の人権、人間の尊厳を大声で訴えてきた韓国の団体、知識人、マスコミは
不思議なほど静かで、冷静だ。


慰安婦問題にはあれだけ、国際的なネットワークと情熱、努力を見せながらも
現在進行形の問題には目をつぶってしまうのだ。


韓国で慰安婦問題を拡大させたり、訴えるのはマスコミに露出するチャンスも増えるし、
研究者としてのチャンスも多い。


しかし、現在進行形の性奴隷問題(上の記事のような)を拡大させようとしたら、
圧力をかけられたり、批判されることもあるだろう。
だから、誰も動かないし、語らないのだ。



これを「偽善」と呼ばず、何を「偽善」と呼べるだろうか。


















2013年6月30日日曜日

韓国の独立闘士




ロンドンオリンピックのサッカー日本戦の後、
独島セレモニーを行い、メダル授与が保留になった朴鍾佑(パク・ジョンウ)。


最近、韓国には彼を「独立闘士」と呼んでいるマスコミが現れた。
日本を叩く人なら、スポーツマンシップ、オリンピックの精神など関係なく
「独立闘士」になるわけだ。



<「独立闘士 朴鍾佑、衝撃の2軍落ち。理由は?」という見出しの記事>





これは、朴選手の問題ではなく韓国マスコミのレベルの問題である。
しかし、朴選手が独立闘士と呼ばれるということは
韓国がまだ日本から完全に独立してないことを意味することでもあるだろう。


たしかに日本を必要以上に意識し、
日本の視線を気にするその「習性」からは独立してないことは事実だ。


日本がいなければ
一人で歩く事も、怒ることも、自らの自尊心を保つこともできない。


独立はまだ遠い








「在外同胞 選挙」が不安に思われる理由







 4月11日に行われる総選挙は、在外同胞 による投票が初めて実施される選挙だ。選挙登録が実施されたが、3月15日現在までに登録を済ませたのは対象者の5%程度に過ぎないという。この状況を考えてみると、この新しい制度が果たして有効な制度であるのか、疑問に思えてくる。海外で選挙広報、登録、管理をするために200億ウォンに達する巨額の予算が投入されたのにもかかわらず、5%という参与率を見れば疑問が湧いてくるのもご理解いただけるのではないだろうか。
 この状況を見て一部では、広報と利便性の不足によるものであるから、もう少し予算や作業に当たる人の数を増やしたほうがいいのではないかという主張が上がっている。しかし、投票の利便性以前に在外同胞による選挙の「意味」を再度検討してみる必要があるのではないかと思う。
 筆者もやはり海外居住の経験があるので、海外に居て投票をしたいのにできないというジレンマは誰よりもよく理解しているつもりだ。しかし、在外同胞による選挙の実効性と対象者の選定において、慎重な検討が必要であるという思いは消すことができない。


韓国の言葉や歴史を知らない人に投票権を?

在日同胞の場合、2世、3世と代を重ねていくほどに、韓国語を使えない人の数が増えてくる。韓国語を知らない人がどのようにして韓国の政党、候補者たいし投票することができるというのだろうか? 政党について、これまでにどのような活動をして、どのような法を制定し、どのような人材を輩出したのか。これを知らないのであれば「意味のある一票」を投じることはできないのではないか。韓国語を知らなければ、このような情報を受け取ることができないではないか。事実、韓国語だけではなく韓国の歴史、社会について何も知らない人は少なくないのだ。歴代大統領、歴代政権の功罪を知らない人々が多いというのが現状だ。このような有権者に韓国の未来を左右するかもしれない「一票」を預けることは果たして懸命な判断だろうか?

朝鮮総連が運営する朝鮮学校に通った人であればある程度韓国語を理解することができる。民族教育を徹底して行う朝鮮学校では「朝鮮語」教育を重視するためだ。ところで、時がたつにつれ「朝鮮総連」から「民団」に国籍を変える在日同胞が増えつつあり、朝鮮学校に通ったが、現在は「民団」に所属し韓国のパスポートと投票権を持っているという人も多い。
しかし、ここにはもう一つ大きな問題がある。朝鮮総連が運営する学校では徹底して、「北朝鮮の立場に立った」歴史教育が行われているということだ。韓国で教育を受けた筆者の目で彼らの教科書や歴史書籍を見ると、古いコメディーを連想してしまうほどだ。北朝鮮にとって、対立してきた韓国の歴代政権は「(米国の)傀儡政権」であり、「(米国の)犬」であり、日本人の前では「大日本帝国万歳!」を叫ぶ「売国奴」なのだ。それどころか、朝鮮戦争から最近の南北間武力衝突まで、全て100%「南」に悪因があるという。このような教育を受けてきた人たちに韓国の「一票」を預けることは果たして合理的判断と言えるだろうか? 彼らの「一票」に対する責任を取れるのは誰だろうか?


誰も責任を持たない「一票」

残念ながら在日同胞の関心は、「韓国」よりも、彼らの拠点である「日本」に関わることに向いているだろう。彼らが住んでいる日本の物価、就職、地震、天気、放射能問題が重要な関心事であり、韓国で発生した無償給食 やFTA(自由貿易協定、Free Trade Agreement) のような問題は彼らの関心を惹かないだろう。関心を惹くのは、彼らがいるその場所での収入や支出に直結する問題、つまり、韓国の「FTA」ではなく日本の「TPP(環太平洋戦略的経済協定、Trans-Pacific Partnership)」であり、「韓国軍の問題」より自分の安全と直結する「自衛隊の問題」だということだ。
 例として、兵士の給与の引き上げ案と関連した法案について考えてみたい。これは、数十万票と数千億の予算が動く問題である。軍人の立場からは、少しでも自分への便宜を図ってくれる、あるいは利益を確保してくれる候補者や政党を支持するだろう。軍人にとっては服務期間や待遇改善ほど切実な問題はない。しかし、在外同胞には納税義務も、兵役義務もない。そういった内容の法案に対し、韓国国内の国民に比べ、関心が低いのはごく当然と言えるだろう。政府が予算を浪費しようが、借金まみれになっていようが、彼らにはあまり関係がない遠い国の物語なのである。

もし、在外同胞が「色の良い(ビッジョウン)杏(ゲサルグ)〔「見掛け倒し」の意〕」であるポピュリズム的な政策・法案を支持し、ある政党・あるいは候補者を通過させようと考えたとしよう。韓国国内に住んでいる有権者であれば、自らの選択に対する責任を取らなければならない。ポピュリズム政策を乱発した政府や自治体が赤字となり借金が増加すれば税金の引き上げや公共料金の引き上げという形で責任を取らざるを得ないからである。このため「一票」の選択に、少し慎重にならざるを得ない。しかし、この法案を通過させるために一役買ったはずの在外国民はなんらかの責任を取るのだろうか?



「韓国を知らなければ」 他人の意見に流される

韓国語能力が不十分であったり、韓国社会や歴史についての知識が不十分であったりした場合、その人の「一票」は、周りの人々の影響を受けるだろう。両親が好きだという政党、おじいさんの故郷、あるいはテレビだとか新聞に頻繁に登場する人、または周りにいる人がよいと言う政党に投票することになるだろう。もちろん、このようなケースは韓国国内でも良く見かけるものである。実際に、家族の出身地や家族の政治傾向の影響を受けて、選択をする子供たちは多い。
 しかし、このような子供たちは成長過程において、多様な意見を聞くことができ、政治や社会に関心を持つようになるにつれ、自分だけの判断をできるようになるだろう。自分の 財布、兵役、就職などと直接関連する問題であるから、ある程度の関心は持たずにいられないだろう。
一方、在外同胞の場合、特定のチャンネル(メディア)を通して伝達される情報や、限定されたコミュニティー内部の評判に左右される危険性が格段に高い。

 韓国では未成年者には投票権を与えない。まだ世の中についての経験が少なく、責任のある「一票」を与えるには不十分だと判断されているためだ。しかし、韓国の高校生と日本、アメリカの在外同胞3世、4世を比較して考えてみて欲しい。どちらがより韓国の社会状況や歴史をよく理解していて、どちらがより韓国の未来について心配しているだろうか?

 もちろん、在外同胞の中には韓国国内居住者より深い関心を抱き、また、知識も有している人もいる。そして、そのような人たちのために投票の機会を設けることは間違いなく望ましいことだ。しかし、そのような人は少数に過ぎないことが問題である。
 一部では例え1%のためにでも投票権は補償されなければならないし、導入後、最初の年なのだから、忍耐強く様子を見ようという声がある。しかし、海外に永住している在外同胞の場合、若い世代であればあるほど、また時間が立てば経つほど韓国語を知らない人が増えるのが普通だ。広報や方法を改善することで「参与率」が上がることはあっても、これを「責任感のある一票」にすることは難しいだろう。
 山間の僻地に投票用紙を受け取りに行くのもいいし、インターネット投票もいいが「方法」の改善だけを考えるのではなく、在外同胞選挙制度の本来の意味からもう一度考えてみて、制度自体を改善することも必要ではないだろうか。







世界最高の反日国家の親日二代







世界で最も「反日感情」が強い国はどこか? 多くの韓国人は中国と韓国だと答えるだろう。20世紀に入り中国は日本が起こした戦争のために、甚大な被害を受け、韓国は35年間の統治支配を受けた過去があるため、両国には他の国とは比べ物にならないほどの強い反日感情が残っている。
そして、その過激な反日行動は世界を驚かせるほどで、冷静に評価すれば度を越した言動である。ある韓国人は、自分の指を詰め、その指を日本大使館に送りつけて日本への抗議の表現だという。ある中国人は、日本メーカーの自動車に乗っていたという理由で、日本人ではなく中国人の車でさえも蹴りつけ、ガラスを破壊する。(中国国内で日本メーカーの車が生産されていることを彼はどのように理解しているのだろうか?)これらのニュースがインターネットを通し世界に紹介されたとき、世界中の人々は極端な「反日」国家として韓国・中国を認識するだろう。
しかし、韓国や中国よりもはるかに強烈な「反日感情」をもつ国家がある。「北朝鮮」である。北朝鮮の日本に対する敵意と憎悪は、北朝鮮からもれてくる書籍や論説のタイトルを見ただけでもうかがうことができる。

『더러운(ドロウン) 일본놈(イルボンノム)〔汚らわしい日本野郎〕』とか
『거짓말쟁이(コジッマルジェンイ) 나라(ナラ) 일본(イルボン)〔嘘つき国 日本)』

といった表現はゆるい方で、

『리완용을(リワンヨンウル) 찜쪄먹는(チムッチョモンヌン) 매국노(メグンノ)〔李完用 を超えた売国奴』、
『왜놈의(ウェノメ) 뒤통수를(デトンスルル) 갈겨(コルキョ)〔倭人の後頭部を殴りつけ〕』、
『왜놈에게는(ウェノメゲヌン) 말보다(マルボダ) 주먹이다(ジュモギダ)〔倭人には言葉より拳骨だ〕』

といった怨みのこめられた、露骨な、そして幼稚な表現に満ちた論説が満ち溢れている。
日本を批判する時にだけではなく、韓国や韓国政府を批判する場合にも常に使用されるのが「親日派」という常套句だ。北朝鮮において「日本」という国家は『제국주의(ジェググジュウィ) 원쑤(ウォンッス)〔帝国主義の仇〕』でありアメリカと並ぶ、最も酷い嫌悪の対象であり「敵」である。
だが、このように日本を憎悪し、敵対視する雰囲気は北朝鮮社会とどの程度一致しているのだろうか。あのような反日的な広報の主張とは異なり、最高峰にいる人々の目と耳、そして舌は日本に対する限りない愛情で満ち溢れているようだ。


日本マニア~この親にしてこの子あり 

2001年、金(キム)正日(ジョンイル)の長男、金(キム)正男(ジョンナム)が偽造パスポートを使用し日本に入国しようとしたとして、成田空港入国管理局に拘束されたというニュースが話題となった。家族を連れており「東京ディズニーランドに行きたかった」と証言している。子供たちを楽しませてやりたいという親の気持ちは人類に共通の思いだろうが、それにしても偽造パスポートまで使用して、よりによって「汚らわしい日本野郎」の国へ行くとは。
では、彼の父、金正日はどうだろうか? 彼のために招聘され、長い間「帝王」の食事の世話をしていた日本人の料理人、藤本健二氏の証言によると金正日は日本料理である寿司、すき焼きはもちろん日本のカップラーメンまで喜んで食べたという。寿司のために高級食材を日本から輸入ことも多く、彼に寿司を提供する藤本氏は破格の待遇を受けたという。
藤本以外にも、金正日の死亡時、韓国でも話題となった日本人に「女性奇術師」引田天功氏がいる。長年に渡る活動により、日本だけではなく今や海外にも広く名前を知られているイリュージョニストだが、金正日の「招請」をうけるまでは無名の奇術師であった。


金正日の寵愛を受け、一躍有名人に

80年代初半の彼女は、日本国内のホテルや宴会場を中心に講演する「奇術師」に過ぎず、それ以前は子供向けのアクション映画へ出演するような無名の女優であった。奇術師とはいえ、その実力がずば抜けていたわけでも、有名であったわけでもなく、外見を武器に活動する美しく若い女性であった。ハイレグ水着のような下半身を露出させた衣装にウサギの耳の形をしたヘアーバンドと、バニーガールのような衣装で舞台に立ちマジックをセクシーに披露していたのだ。それを見た朝鮮総連の幹部が金正日に彼女のプロマイドを大量に贈ったところ、気に入られ、北朝鮮に招待されることとなった。
異国情緒のある衣装と派手な舞台を見た金正日は一度で彼女の「ファン」となり、北朝鮮の「喜び組」にも彼女のような衣装を着せ、踊りを躍らせたという。以降、彼女は北朝鮮を何度も訪れ、「特使」待遇を受けた。このため日本でも「金正日のお気に入り」として話題となり有名人の仲間入りをした。
金正日が死亡し政権を継承した金(キム)正恩(ジョンウン)も、やはり大きくは違わない。熱心なバスケットボールファンである金正恩はアメリカのブランド「ナイキ」を好んで履いているという。これを知るアメリカは2000年、オルブライト国務長官の訪朝時、「おみやげ」にマイケル・ジョーダンのサインを準備したという。また、スイス国際学校留学時の同窓生の証言によると、彼は日本のソニーが作りだした世界的ヒット商品「プレイステーション」が大好きだという。


人民には反日を強要しつつ、当人は……

金正男は「帝国主義の仇」アメリカのキャラクターと楽しく遊べる、東京ディズニーランドへ行こうとして拘束され、三男は『승냥이(スンニョンイ) 미제(ミジェ)〔狼アメリカ帝国〕』のスポーツ・スター、マイケル・ジョーダンとコービー・ブライアントに歓声を上げ、日本製の「プレイステーション」で遊びながら育った。
 そして彼らの父は寿司を食べるために日本人の料理人を呼び、日本料理を楽しみ、美しい日本の奇術師の気前のいい後援者となり、彼女の公演を観覧した。
 北朝鮮の人民に向けて「倭人には言葉より拳骨だ」と演説を繰り広げながら、誰もいないところでは、誰よりも「日本」を楽しみ、求める。どちらが彼らの本心なのだろうか?
 韓国では、日本の漫画やアニメ、文化に親しみながらも、何かあれば「日本打倒」だとか「反日」を掲げる人々を「上半身は反日、下半身は親日」と揶揄することがある。世界最高の反日国家である北朝鮮の金正日とその息子たちは、人民たちに「下半身」を堂々と見せることができるのだろうか。










韓国マスコミの不可解な「かばい立て」

「旭日旗」を使用しても許される人たち




光復節 を翌日に控えた8月14日、マスコミ各社が大々的に報道した記事がある。「日本女性らが光復節を迎えるにあたって『慰安婦問題』を心から謝罪」という記事であった。数十名の日本人女性が着物や韓服を着、手には日章旗や太極旗を持ち、腰を90度aに曲げて「謝罪」する姿が伝えられた。



<頭を下げ韓国に謝る「日本人女性たち」>



 このニュースはポータルサイトのメイン画面に登場し、大々的に露出され「良心的な日本人」「あなたたちには罪はない」「日本の政治家が見習わなければならない」等の意見がコメントとして寄せられ、竹島問題、オリンピック旭日昇天旗問題などで興奮が冷めやらない韓国国民の心を慰めてくれた。
 マスコミ各社は予め合意でもあったかのように、彼らは謝罪の瞬間、その殊勝な姿を収めようと必死になってカメラを向けた。謝罪の儀式が終わると記者たちは日本人の代表に「韓国人たちが聞きたい一言」を期待し、取材攻勢をかけた。
 もちろん、その日本人は「私たちの謝罪が、過去の日本が引き起こした歴史的罪を洗い流すためには不十分であることはわかっています」として「慰安婦という名前で遠い異国の地へ連れて行かれるしかなかった方々に、同じ女性であり日本人として心から謝罪いたします」と、マスコミの期待に100%答えるコメントを残した。



大切な情報は伝えないマスコミ

しかし、このニュースはどれだけ事件の全貌を我々に伝えているのだろうか? 結論からいうと、この「謝罪儀式」に対するマスコミの報道は「化学調味料中毒になった韓国人の味覚に合うように調味された食事」と同じである。栄養面や衛生面は考えもせず、とりあえず売れればいいという考えで食べ物らしく飾ってみせただけの、食べてみれば化学調味料の味しかしない食事と全く変わらない。
 まず、この女性たちが集団結婚式を経て韓国人たちと結婚した統一教信者だという点を多くの韓国マスコミは伝えなかった。これを伝えたのは오마이뉴스(OhMyNews)、 경남도민일보(慶南道民日報)等、少数の中堅マスコミのみであった。大手マスコミが「韓国に住む日本女性」とだけ紹介した彼女たちについて、もっと厳密に紹介すれば「統一教の教理に基づいて韓国に住むようになった日本女性」である。このような女性たちの「謝罪」は、どれほど自分の意思に基づいた、どれだけ純粋なものだろうか? そして何故マスコミはこのような事実を隠すのだろうか?
 もう一つの問題は韓国のマスコミの二重性と弱虫体質だ。韓国のマスコミの大部分が、たった1日前の8月13日には大々的に日本体操代表チームのユニフォームのデザインが「旭日旗」のデザインだと問題視し、日本に集中砲火を浴びせていた。選手たちのユニフォームが日本の軍国主義を連想されるといって国際オリンピック委員会(IOC)に制裁を与えるよう提議すべきだと強く主張していたのだ。



日本体操チームのユニフォームと統一教のマーク、どちらが旭日旗のようにみえるか?

日本体操代表チームのユニフォームが旭日旗のように見えるか見えないのかは見る人によって判断が分かれるところであろう。しかし、確実なことは、日本体操代表チームのユニフォームよりも統一教の象徴マークがはるかに旭日旗のデザインに近いということだ。それでも、どのマスコミも大型広告主であり、莫大な社会的影響力をもつ統一教に対して問題提起をすることはない。20歳そこそこのアイドル歌手が着ていたTシャツについては魔女狩りでもするかのように非難を浴びせておいて、権力を持つ宗教団体に対しては口を開くことすらできないのだ。
 旭日旗と似てもいないユニフォームを引き合いにして国民の怒りを煽っているのは間違いなくマスコミだ。それにもかかわらず巨大宗教団体を前にしたときには大人しい羊のように従順に振舞うこの瞬発力には感嘆するしかない。マスコミは刺激的な記事を書く前に、まず自分の「基準」を公正に、客観的に評価してみてはどうだろうか。





<統一教会の創始者、文鮮明氏の葬式(上)、統一教会の旗(下)>






<日本体操代表チームのユニフォーム>



※この記事は미디어워치 156号(2012.8.29)に掲載された記事を元に翻訳しています。
(著者により一部追加・修正が加えられている場合があります)







韓国マスコミが絶対に非難しない『旭日旗』



『旭日旗』は皇軍の軍旗としてのみ使われていたのではない


                         






オリンピックサッカー3位決定戦終了後。日韓戦に勝利を収めた韓国代表チームの選手の一人が「独島(日本名:竹島)は我々の領土」と書かれた紙を掲げてグラウンドを走り回った。国際オリンピック委員会(IOC)はこれを問題視、政治的行為を禁止したオリンピック規定に反する行為であるとして銅メダルの授与を留保し、調査に着手した。
この一件は韓国社会に大きな波紋を呼んだ。
この事件について、韓国側は当初、「よくない行為ではあったが、故意性はなかった」として善処を求めていこうとする雰囲気であった。ところがそれも束の間「日本には何故何も言わないんだ?」と、おかしな方向へ動き始めた。
日本体操チームのユニフォームが『旭日旗』を連想させるデザインであるとし、侵略戦争の象徴である『旭日旗』デザインが何故問題にならないのか、という声があがった。そして、この疑問が提示されると韓国社会は一斉に旭日旗への糾弾を開始、IOCの不公正性を批判し始めたのだ。




<果たして、これが旭日旗に似てるといえるのか>





韓国社会のタブー『旭日旗』



 旭日旗に使用されているデザインは元来、「家紋」すなわち、中世日本の武家で使われていた紋章に由来するものである。







<日本で昔から使われた家紋>




 昇っていく太陽を象徴したもので、いくつものバージョンが存在する。これらバージョンの一つとしてデザインされた旭日旗が1870年に陸軍旗として正式に採用された。その後、海軍でもデザインの違う旭日旗が使用され始めた。そして、日清戦争(1894)から日露戦争(1904)を経て旭日旗に「軍旗」というイメージが定着した。
 韓国ではこれを、太平洋戦争とだけ連結させ日本の朝鮮支配を連想するが、実は遥か以前から使用されていた軍旗であっただけでなく、現在もスポーツの応援や成人式等で使用される幟旗でもある。
 韓国ではドイツのナチを象徴する鉤十字(ハーケンクロイツ、独:Hakenkreuz)の使用が禁止されている点を考慮し、旭日旗も禁止させなければならないと主張する。しかし、鉤十字はあくまでも第三帝国ナチドイツの正式国旗であったために禁止されたということを考えてみる必要がある。
 敢えて旭日旗と同じような例を探してみると、戦争映画を通して韓国人の目にも見慣れないものではない黒十字(バルケンクロイツ、独:Schwarzes Kreuz)が挙げられる。黒十字は第二次世界大戦当時ドイツ軍が使用していた軍旗であるが、禁止されてはいない。黒十字はナチが出現する遥か以前から中世騎士団やプロイセン軍の象徴として使用されていた軍旗であるためだ。ナチが使用していたことは事実であるが、だからといって数百年間使用されていた歴史ある紋様に戦争の象徴という烙印が押され、廃棄されたりはしなかったのだ。結果、現在もドイツ軍の象徴として使用されており、これが批判されることはない。






<現在もドイツ軍によって使われている黒十字(バルケンクロイツ、独:Schwarzes Kreuz)>


 それにもかかわらず、旭日旗というモノは韓国において非常に敏感な素材のうちの一つだ。歌手が旭日旗を連想させる衣装を着てステージに上がっただけでもポータルニュースのメイン画面に記事が掲載され、ネチズン による集団的なつるし上げが始まった。ネチズンらは歌手を「親日派」あるいは「節操がない人」と罵った。
その歌手や所属事務所は「軽率だった」と謝罪文を発表した。韓国において旭日旗のデザインは絶対に着てはいけない、マネてもいけない、タブーであるのだ。
韓国マスコミはまた、このような反応を当然のように扱い、ネチズンと一緒になって「旭日旗狩り」を行ってきた。ネチズンらの感情的な反応をなだめようとするどころか、繰り返し刺激的なニュースを紹介してはネチズンらと一緒になって、同様のデザインを探し出しては問題視するのだ。






韓国が褒め称える「日本の良心」朝日新聞

 しかし韓国マスコミが絶対に批判しない旭日旗がある。日本の朝日新聞の社旗だ。朝日新聞は毎日新聞、読売新聞とならび、日本の3大新聞に数えられる日本の代表的な新聞であり、左派傾向の新聞である。日本の侵略戦争を含む歴史に対し、相当に批判的で、韓国や中国に対し友好的な立場を取っている為、日本の右派陣営からは「売国新聞」との批判も聞こえてくるほどである。
 このような朝日新聞であるが、社旗を見ると、旭日旗をモチーフにしたものであることが一目で、誰の目にも明確になる。靖国神社参拝を批判し、慰安婦問題にも韓国の味方をする朝日新聞が軍国主義の象徴である旭日旗を社旗として使用するなんて! 何か矛盾してはいないだろうか?







<なぜか韓国マスコミは朝日新聞の社旗については何の批判もしない>





 ところでこのような朝日新聞の旭日旗を批判する韓国マスコミは1つも存在しない。カエルが登場するアニメの中に旭日旗に似た模様が出てきただけでも激しく非難しておきながら、日本の代表的な新聞であり、誰が見ても一目で旭日旗だと分かる社旗に対しては何も言わないとはどういう了見なのか。


 韓国マスコミはこれまで朝日新聞を「日本の良心勢力」と評価してきた。朝日新聞が韓国側に有利な記事を書く度にこれを引用してきたのだ。2005年、朝日新聞がコラムで「日本は仰天の度量を見せ竹島を韓国に譲り、韓国は竹島を『友情島』と呼ぶのはどうか」 と主張したときにも、韓国は称賛と歓迎一色で報じたのだ。朝日新聞は日本にいる「同士」ともいえる存在であるのだ。それで韓国は朝日新聞を「軍国主義を象徴する幟旗を使用する」と批判することができないのである。
 過去に対する反省、戦争美化への反対を叫び続けてきた朝日新聞と韓国が侵略戦争の象徴だと主張してきた旭日旗を社旗として使用してきた朝日新聞。いったいどちらが本当の朝日新聞の姿なのか? 朝日新聞は二つの顔を持つマスコミなのか? もしかしたら旭日旗は韓国が日本を非難するために新たに登場させた「シンボル」に過ぎないのではないか。


 実際、旭日旗論争が大きな注目を集めるようになったのはサッカー選手、奇誠庸(キソンヨン)の「猿真似事件」や今回の「独島セレモニー事件」等、韓国の運動選手が軽率な行動で窮地に立たされたときであり、話題転換用としてマスコミがスポットを当てたという面が少なくない。韓国が有利なとき、あるいは勝利したときには旭日旗問題は話題にさえならなかったではないか。
 もし、旭日旗が本当に軍国主義や侵略戦争を象徴するものであるならば、韓国マスコミはまず朝日新聞に抗議し、偽善的な姿に謝罪を要求し、朝日新聞を日本の「右翼」新聞番付に掲載するべきである。
だが、そんな行動に出ることができる韓国マスコミが存在するだろうか?





※この記事は미디어워치 155号(2012.8.22)に掲載された記事を元に翻訳しています。
(著者により一部追加・修正が加えられている場合があります)